脳卒中 脳出血 脳梗塞 対策 予防 その3 [脳卒中]
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こんばんは、モフモフです。
前の日記では、軽く脳梗塞についてまとめていました。
一番気になるのは対策・予防ですよね!!
脳梗塞を起こしてしまうと、最初は血液が少なくなっている脳内に対してのアプローチが必要になってきます。しかも早急に!!
ちょっと難しくなっちゃいますが、脳卒中ガイドラインでは、脳梗塞が起きて、3時間以内だと血栓溶解療法が適応となっています。
なんで3時間以内なのか?というと、その時に使われるお薬【t-PA(組織プラスミノーゲンアクチベータ)】が結構効きやすいお薬(強い)で脳に詰まっている血液の塊を溶かしていくんですが、3時間を過ぎて使用すると、出血しやすい状態になってしまうんですよ。
この動画の8分40秒あたりを見てみて下さい!!
だからと言って、3時間過ぎると他の治療法が無いというわけではありません。
他の治療法では
☆抗凝固療法(ヘパリンやワルファリンなど)
☆抗血小板療法(アスピリンやチクロピジンなど)があります。
外科的治療としては、主な治療ではないのですが脳室ドレナージといって、血流が止まると、その周囲の圧が高くなってしまう為、除圧するために血液を排出する方法などもあります。
振り返ると
急性期の脳梗塞の治療は
①血栓溶解療法(3時間以内に実施)
②抗凝固療法
③抗血小板療法
などがあります。
慢性期の脳梗塞でも、抗血小板薬や抗凝固薬などの服薬があるため、急性期と慢性期の治療は似た感じですね。
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